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国宝犬山城天守の創建に関する新発見

更新日
2021年5月24日

国宝犬山城天守については、昭和40年(1965)の解体修理工事以降、二重の天守として創建され、後世に三重が増築されたというのが定説でした。そして、その創建年代については、天文6年(1537)説と慶長6年(1601)説の新旧二つの説がありました。

今回、創建年代を科学的に解明するため、年輪年代法による年代測定調査を行うとともに、建物全体に及ぶ変遷過程等について詳細に検証しました。その成果を『国宝犬山城天守再考』(麓和善・光谷拓実 著、犬山市教育委員会発行)として令和3年3月に発刊しました。

『国宝犬山城天守再考』概要版PDFデータはこちら

国宝犬山城天守の創建年代に関する新発見(PDF2,707KB)© 麓和善・光谷拓実

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